【書評】変わる!成長する!そのためのはじめの一歩とは。|『夢をかなえるゾウ1』(水野敬也)
この記事では、水野敬也さんの著書『夢をかなえるゾウ1』の紹介、読んだ感想をまとめています。
私が『夢をかなえるゾウ1』を読もうと思ったきっかけは、何か変わりたいと思ったからです。
社会人2年目となり、もうすぐ3年目に突入する自分にとって、最近の仕事は正直楽しいものではありませんでした。
そんな中、書店に行ったとき、帯を見て「読みたい!」と素直に思いました。
『お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで。』
このキャッチコピーにまんまとやられちゃいました(笑)
詳しい感想は置いておいて、『夢をかなえるゾウ1』は以下に当てはまる方にオススメしています。
- 最近、仕事しんどいなと感じている方
- 「成功したい」と思っている方
- というか、幸せになりたい人全員に読んでほしい!
少しでも「読んでみたいかも」と思った人は、この後の内容もチェックしてみてください!
『夢をかなえるゾウ1』本の概要
ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?
(引用:Books 出版書誌データベース)
『 夢をかなえるゾウ1』は、2007年8月29日に刊行されました。
表紙の寝転がっているゾウの神様”ガネーシャ”が印象的な本です。
文庫版のページ数はや約400p、早い人は1日で読み終わるページ数です。
ですが、読み進める中でガネーシャから課題がいくつも出され、課題を実行ながら読み進めるため、1週間以上はかかると思います。
水野敬也さんの著書紹介
水野敬也さんは『夢をかなえるゾウ1』以外にも、シリーズの『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』、『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』、『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』ほか、『運命の恋をかなえるスタンダール』など。
また、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』など、たくさんの作品を生み出しています。
私は『夢をかなえるゾウ1』しか読んだことないのですが、『LOVE理論』を購入し読んでいる途中です。
『夢をかなえるゾウ1』感想
主人公の立場、環境に共感
話は、主人公が起業家の誕生日パーティーにたまたま呼ばれた場面からはじまります。
今まで足を踏み入れたことのない、華やかな世界を目の前に、今の自分とのギャップを感じ、自分もその世界に行きたいと感じる、このシーンが今の自分と少し重なりました。
社会人3年目が近づいた今、入社当初の初々しさもなくなり、淡々と業務こなしていく日々が続いています。
今の仕事を自分が行う必要性を感じなくなり、「こんなこと誰でもできるじゃん」と思うようになっていました。
そういった自分と主人公が似ているな、と感じました。
小さなことからコツコツと自分を変えていく
そんな中、主人公の前にガネーシャが現れました。
ガネーシャは1日1つの課題を出し、主人公がそれを実行していく。
小さな課題からはじまり少しずつ自分を変えていく。
その繰り返しで主人公の徐々に考え方が変わっていく。
私もはこれまでも何度も変わりたいと思い、英語の勉強に取り組んだことがありますが、結局失敗し、以前と全く変わらない日々を送っていました。
しかしガネーシャの課題は1日で実行できるものばかりで、それほど難しい課題もなく、継続して取り組めるものばかりでした。
何をしても続かない人にもできると思います。
変わる!成長する!ための、はじめの一歩は…
日々課題を実行し続ける中、主人公とガネーシャとの別れ。
ガネーシャが去ったから今だからこそ、主人公は気づきました 。
『ガネーシャと過ごした日々が楽しかった』ということに。
これは誰しも感じたことがあるんではないでしょうか。
楽しいと時間が経つのを忘れること。
楽しいこと、好きなことは続けられること。
私にもこういった経験はあります。
小学校のころからサッカーをしてきて、中学高校もサッカーを続け、大学と社会人ではフットサル、今でもボールを蹴っています。
確かに練習がしんどくて、つらい時期もありました。
ですが、今でもボールを蹴っています。
好きなことって続けられるんですよね。
今、携わっている仕事も、確かに作業的な業務が多く、正直しんどいです。
ですが、楽しい時間があるのも確かです。
自分の考えた通りの結果になったとき、
上司から成長を誉められたとき、
自分の努力が形になったとき、
こんなときはこの仕事好きだなって感じます。
そう、好きだなって感じるとき、人は頑張れるんです。
もし今の仕事が好きじゃないのなら、好きなことができる仕事に転職すればいい。
好きを仕事にするほうが、頑張れるし成長できる。
実際に働いてみて思っていた感じと違ってたりするかもしれない。
それはそれで前職の方が好きだという新しい気づきになる。
もしそうなれば同じ会社に戻ることはできないかもしれないが、同じ職種の別の会社に就職すればいい。
そう、実際に行動して経験しなければ自分にとって好きか嫌いかもわからない。
いろんなことに挑戦して経験をすることでしか自分の好きをみつけられない。
その好きをみつけられたとき、人は頑張ることができ、成長することができる。
そう、変わる!成長する!ために、『行動する』。
これが一番大切である。
【注意】無理はしないこと
変わりたい、成長したいと思い、行動に移すことは大切だと思います。
でも、急に頑張りすぎると恐らくしんどくなります。
「継続は力なり」という言葉にもあるように、1日1日少しずつ行動を積み重ね、成長していきましょう!
終わりに:変わるキッカケを与えてくれる一冊
水野敬也さんの著書『夢をかなえるゾウ1』の紹介と感想をまとめてきました。
今回、変わりたいと思っていた自分にとっては、変わる良いキッカケを与えてくれる一冊となりました。
読み手によって感じ方は違うと思いますが、結局のところ、この本が伝えたかったのは「一度きりの人生、後悔しないよう楽しめよ!」そんなような気がします。
皆さんもぜひ読んでみて下さい。
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